予算設定を誤ると生活に悪影響を与えます
賃貸物件を借りるとき、予算は青天井という人はほとんどいません。予算の設定を間違うだけで、今後の生活を圧迫してしまう可能性があるのです。賃貸物件選びではエリアや間取りが重視されますが、それらと同等またはそれ以上に重要なのが予算です。予算で選ぶメリットは、経済的な逼迫を避けられることにあります。
予算よりも間取りや設備を重視する人だと、理想を追求するあまり高額物件を選んでしまうケースがあります。住みやすい物件を選びたいのは誰もが一緒ですが、賃料の支払いで困るようだと豊かな生活は実現できません。予算で選ぶ方法は物件を絞りやすいメリットもあり、初めて賃貸物件を借りる人に適した方法でもあります。賃貸物件の検索サイトを利用すれば、予算を指定した上で物件探しができます。
最初に予算で絞ってみる
賃貸物件選びには優先順位があり、最も重視したいのが予算設定です。住みたいエリア、理想の間取り、ほしい設備などが明確化していても、肝心のお金がなければ借りることはできません。そこで最初に自分が決めた予算内で賃貸物件を検索してみましょう。ここで表示された物件を対象に、エリアや間取り、設備などを絞っていくのが得策です。
予算設定において大切なのは、生活に影響を及ぼすような賃料は設定しないことです。月収の20~30%くらいが賃料の目安だと言われていますが、自身のお金の使い方、ローンの有無などによって無難な賃料は変わってきます。それゆえ賃料の目安に囚われず、自分自身が安定的に無理なく支払える金額かどうかを重視しましょう。